青森山田高校 U-18 高校サッカー

「青森山田高校」サッカー部は青森県青森市を拠点とする高円宮杯 U-18 プレミアリーグEAST所属の高校サッカー部。1970年創部、監督は正木 昌宣。最新の順位・歴代タイトル・OB選手情報をまとめています。

青森県青森山田サッカー部はプレミアリーグEAST 所属(1970年創部)。最新の順位・歴代タイトル・OB選手・育成哲学などを徹底まとめ。

所属リーグ
プレミアリーグEAST
創部
1970年
所在地
青森県青森市
監督
正木 昌宣

チームの特徴

青森山田高校サッカー部は、プレミアリーグEAST所属の高校サッカー界における全国屈指の強豪。本州最北端の「雪国」という致命的ハンデを抱えながら、独自のアプローチでJクラブユースと同等な組織へと進化。1995年から28年間チームを率いた黒田剛前監督(現FC町田ゼルビア監督)の体制下で築き上げた基盤を、2023年から現監督・正木昌宣(OB)が継承し、現在も全国屈指の強豪として君臨している。

スタイル: 「雪中行軍」で鍛えられた異常なまでの球際(デュエル)の強さインテンシティ、室内人工芝練習場で磨いた精密な技術と戦術理解、そして「絶対に負けない」メンタリティの融合。セットプレーの多彩なデザインとロングスローを駆使した陣地回復、ボール非保持時の連動したプレッシングは「高校単独チームの枠組みを超えた完成度」と評される。

主な実績(高校年代の三大タイトル)

大会 優勝年 回数 備考
全国高校サッカー選手権 2016・2018・2021・2023 4回 2021年は記念すべき第100回大会制覇
高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ 2016・2019・2021・2023 4回 高校単独チームとして異例の最多優勝
全国高校総合体育大会(インターハイ) 2005・2021 2回 2021年は得点力で他を圧倒
全国中学校サッカー大会(中学部) 2012・2014・2015・2016・2017 5回 2014-17は前人未到の4連覇

→ 2021年はインハイ・プレミアEAST・選手権の三冠という歴史的偉業を達成。

1970年創部からの歩み

創生期(1970-1994年):県内中堅校から全国へ

黒田剛体制(1995-2023年):「雪国を武器に変える」哲学

正木昌宣体制(2023年〜):継承と進化

強さの3本柱:他校が真似できない育成エコシステム

① 雪を「武器」に変えるフィジカル哲学

冬季は雪上での「雪中行軍」と呼ばれる過酷な練習を実施。雪に阻まれてボールが止まる環境下で、選手間の距離が必然的に狭まり、激しいボディコンタクトが連続する。この極限環境で体幹・下半身の安定性・球際の闘争心を限界まで引き上げる。

② 2003年完成の室内人工芝練習場

真冬の猛吹雪の日でも、スパイクを履いて実戦に近いコンディションで戦術練習が可能。雪上の泥臭さ × 室内の近代技術という稀有なハイブリッドが、青森山田の競争優位を盤石にした。

③ 中高一貫の育成エコシステム

青森山田中学校サッカー部を徹底強化し、有望タレントを中学から6年間という長期スパンで育成。中学部は全国中学校大会で4連覇(2014-2017)を含む通算5回優勝という圧倒的記録を保持。高校入学時には既に戦術理解とメンタリティが高度に育成されている状態を作り出す。

輩出した主なプロ選手

ミッドフィルダー / 司令塔

柴崎 岳(鹿島アントラーズ、元日本代表10番)/武田 英寿/高橋 壱晟/郷家 友太/椎名 伸志/差波 優人/住永 翔/宇野 禅斗

アタッカー / ハードワーカー

松木 玖生(サウサンプトン、元U-22日本代表)/安斎 颯馬/バスケス・バイロン/檀崎 竜孔/松本 怜/神谷 優太/藤本 憲明

ディフェンダー / サイドバック

室屋 成(FC東京、元日本代表)/菊池 流帆/常田 克人/タビナス・ポール・ビスマルク/三國 ケネディエブス/内田 陽介/藤原 優大

ゴールキーパー

廣末 陸/櫛引 政敏/飯田 雅浩/松田 駿(2026年ファジアーノ岡山加入内定、第104回選手権主将)

→ 守備的選手からゲームメーカー、ハードワーカーまで、特定のスタイルに偏らない多様な選手をプロへ送り出しているのが青森山田の特徴。

2026年の注目選手と「多国籍化」

近年、青森山田の育成環境は海外帰国子女や複数国籍を持つ選手にとっても「国内最高峰クラスの選択肢」として認知されつつある。

背番号 選手 学年 前所属・特徴
10 小澤 丈 3年 エースナンバー、ブレイク候補
1 ジョアオ・トニオル 3年 守護神
5 三國 ケースマン エブス 3年 内部昇格組の中核
18 アンドレアス峯村拓響ブラックマン 3年 スペイン・CEサバデル出身
20 斉藤 雅人 3年 2026 U-17日本高校サッカー選抜

2026年プレミアリーグEAST 前半戦

日付 試合 結果
4/4 (第1節) vs FC東京U-18 0-3 敗北
4/12(第2節) vs 昌平 1-0 勝利
4/19(第3節) vs 柏レイソルU-18 0-2 敗北
4/25(第4節) vs 川崎フロンターレU-18 2-3 敗北
4/29(第5節) vs 帝京長岡 2-1 勝利
5/5 (第6節) vs 前橋育英 1-1 引き分け
5/10(第7節) vs ベガルタ仙台ユース 2-1 勝利
5/16(第8節) vs 鹿島アントラーズユース 2-5 敗北
5/24 vs 横浜FCユース 3-0 勝利
6/21 vs 流通経済大柏 3-1 勝利
6/28 vs 東京ヴェルディユース 3-2 勝利

→ 11試合終了時点(6月末)で6勝1分4敗・勝点19の5位。6月21日には首位を走る流通経済大柏を敵地で3-1と撃破し、3連勝で前半戦を締めました。序盤にJユース勢へ喫した黒星を夏までに巻き返す「尻上がり」の成長カーブを、今季も青森山田は描いています。最新の順位はプレミアリーグEASTの順位表で毎日更新しています。

2026年インターハイ青森県予選と本選

6月8日の県予選決勝で野辺地西を4-0で下して優勝し、2年ぶり28回目のインターハイ出場を決めました。本選(7月25日開幕・福島県開催)は1回戦で京都府代表の東山と対戦します。全国上位クラス同士がいきなりぶつかる、大会屈指の好カードです。勝てば2回戦でシードの山梨学院と対戦します。

よくある質問

Q. 青森山田の選手権優勝は何回ですか?
A. 4回です(2016・2018・2021・2023年度)。第100回記念大会(2021年度)は、インターハイ・プレミアリーグEASTと合わせた三冠を達成しました。

Q. 現在の監督は誰ですか?
A. 正木昌宣監督です。OBで長年ヘッドコーチを務め、黒田剛前監督(現FC町田ゼルビア監督)の後を継いで2023年に就任しました。

Q. 雪国なのにどうやって冬に練習しているのですか?
A. 2003年完成の室内人工芝練習場(591㎡)で実戦に近い戦術練習を行い、あえて雪上で行う「雪中行軍」で球際の強さと体幹を鍛える、二本立ての冬季トレーニングが伝統です。

Q. 青森山田中学校との関係は?
A. 中高一貫の育成体制を敷いており、全国中学校大会5回優勝の青森山田中から6年スパンで選手を育て上げるのが、強さの土台になっています。

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