チームの特徴
ジェフU-18は2026年プリンスリーグ関東1部所属、千葉県千葉市を拠点とするJクラブアカデミーである。古河電気工業サッカー部(1946年創設・日本サッカー黎明期の「丸の内御三家」の一角)を源流に持ち、1991年のクラブ創設とともに下部組織を整備した。市立船橋・流通経済大柏など全国屈指の高体連強豪がひしめく激戦区・千葉で、クラブユースとしての独自性を追求してきた。
スタイル: クラブスローガン「WIN BY ALL!」(2001年制定)を体現するコレクティブなサッカーを志向する。2018年度に創設したエリートプログラムU-12からの一貫指導で、技術(TECNICO)・戦術(TACTICO)と並んでメンタル・人間性(PERSONALIDAD)の育成に重きを置いている。
主な実績
| 大会 | 実績 | 備考 |
|---|---|---|
| 日本クラブユースサッカー選手権(U-18) | 第3位(2007年度・2015年度) | 2007年度=第31回大会、2015年度=第39回大会 |
| 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部(2026) | 第9節終了時点 8位 | 4勝1分4敗・勝点13(前期終了時点) |
| 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部(2025) | 4位 | 18試合9勝4分5敗・勝点31 |
全国大会では日本クラブユースサッカー選手権(U-18)で2度の第3位入賞を果たしている。プリンスリーグ関東1部では2025年に4位、2026年前期は8位と、上位定着を目指し戦い続けている。
チームの歩み
源流(古河電工〜クラブ創設)
- 古河電気工業サッカー部=1946年創設。JSL時代を通じて一度も2部降格を経験しなかった名門であり、1986-87年には日本勢として初めてアジアクラブ選手権を制覇した。
- 1993年のJリーグ発足時に「オリジナル10」の一員としてプロ化。1991年のクラブ創設とともにアカデミーも整備された。
全国での躍進(2007・2015)
- 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)で2007年度(第31回)・2015年度(第39回)にそれぞれ第3位を記録した。
- 2015年当時在籍した浦田樹・岡野洵は年代別代表(U-18日本代表候補)に選出された。
現体制(2026年〜)
- 藤田健監督が指揮を執る。GKコーチにはジェフ一筋で活躍したレジェンドOBの櫛野亮・立石智紀に新任の碓井健平が加わった。
- アカデミーダイレクターは本田将也。
- 前年2025年はプリンス関東1部で4位の成績を残している。
育成システム
- 施設:クラブハウス「ユナイテッドパーク」を活動拠点に、トップチームのホーム・フクダ電子アリーナに隣接するフクダ電子フィールド/フクダ電子スクエアで日々練習する。トッププロの息遣いを間近に感じられる環境である。
- 一貫指導:U-12からU-18へのシームレスな育成プログラムを敷いている。エリートプログラムU-12(2018年度創設)が技術的・戦術的基盤を構築する。
- 早期の飛び級:齋藤隼士・伊藤暖が2026年2月にJリーグ「第2種トップ可」登録を受けるなど、下級生から早期にプロの舞台へ接続するプロセスが機能している。
- 国際的視野・多様性:クスタース座波のように多様なバックグラウンドを持つ選手も台頭している。
輩出した主なプロ選手
ジェフ市原ユース出身の最高傑作である阿部勇樹は、2010年南アフリカワールドカップで全試合に出場しベスト16進出に貢献した。2021年の現役引退後、2026年現在は浦和レッズユースの監督として指導者の道を歩んでいる。ただし2026年北中米ワールドカップの日本代表26名には、ジェフU-18出身選手は選出されていない。
現役で活躍する主なOB(2026年所属確認済)
- 櫻川 ソロモン(FW、セレッソ大阪=J1):大型ストライカー。千葉から複数クラブを経て2026年にC大阪へ移籍した。
- 井出 遥也(MF、ヴィッセル神戸=J1):テクニックと創造性を持つMF。
- 岡野 洵(DF、ブラウブリッツ秋田=J2):187cmの長身センターバック。2026年に秋田へ完全移籍した。
- 浦田 樹(DF、FCブニョドコル=ウズベキスタン1部):東欧各国を渡り歩いた国際派サイドバック。
- 久保庭 良太(DF、ジェフユナイテッド千葉=J2):立教大学を経てトップチームへ帰還した地元・千葉市出身のDF。
- 姫野 誠(ジェフユナイテッド千葉=J2):2008年生まれ。U-12からの生え抜きで、U-18在籍中の2025年にプロ契約を締結しトップ昇格を果たした。
このほか、仲村京雅(シンガポール1部)、辻周吾(愛媛FC)、大野哲煥(福山シティFC)、谷田壮志朗(レイラック滋賀FC)、佐久間太一・矢口駿太郎(ともにVONDS市原FC)、新明龍太(東京ユナイテッドFC)、戸島章(2023年に現役引退)らがOBとして各地で活躍している。
補足:プロ選手の現所属クラブは移籍により頻繁に変動します。最新の所属情報はJリーグ公式・ジェフユナイテッド千葉公式などでご確認ください。
2026年の注目選手(現役高校生世代)
2026-27シーズンのジェフ公式U-18登録メンバーから、注目選手を抜粋する。
| 選手 | ポジション | 特記事項 |
|---|---|---|
| 齋藤 隼士 | DF | 高校3年・182cmの大型DF。2026年2月にJリーグ第2種トップ可登録 |
| 伊藤 暖 | MF | 高校3年・中盤の要。2026年2月にJリーグ第2種トップ可登録 |
| 川浦 蓮太郎 | FW | 高校3年・前線のターゲットマン |
| 榎本 慈音 | GK | 高校3年・最終ラインを統率する守護神 |
| クスタース 座波 | MF | 高校2年・国際的なルーツを持つタレント |
※本一覧は2026-27シーズンのジェフ公式U-18登録メンバーから抜粋している。既に高校を卒業しトップ・大学へ進んだ世代は除外している。
2026年プリンスリーグ関東1部 前半戦
| 節 | 日付 | 対戦 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 第1節 | 4/5 | vs RB大宮アルディージャU18 | ● 1-2 |
| 第2節 | 4/11 | vs 桐生第一 | ● 1-3 |
| 第3節 | 4/18 | vs 帝京 | ○ 3-1(アウェーで名門を撃破) |
| 第4節 | 4/25 | vs 浦和レッズユース | ● 0-2 |
| 第5節 | 5/3 | vs ヴァンフォーレ甲府U-18 | ○ 8-0(今季最多得点) |
| 第6節 | 5/10 | vs 市立船橋 | ● 0-2 |
| 第7節 | 5/16 | vs 山梨学院 | △ 2-2 |
| 第8節 | 6/20 | vs 桐蔭学園 | ○ 2-0 |
| 第9節 | 6/28 | vs 流通経済大柏B | ○ 2-0 |
第9節終了(前期終了)時点で4勝1分4敗・勝点13の8位(9試合で19得点12失点)。序盤4試合を1勝3敗と苦しんだが、第8節・第9節を連続クリーンシート(ともに2-0)で連勝し前期を締めくくった。リーグは前期終了後の中断期間に入り、後期は第12節が9月5・6日に開催予定である。
※結果は高校サッカードットコム(koko-soccer.com)/JFA公式のプリンスリーグ関東ページを出典に照合。順位・戦績は毎日の自動更新で最新化されます。