チームの特徴
丸岡高校サッカー部は、福井県坂井市を本拠地とする公立高校のサッカー部。2026年はプリンスリーグ北信越2部で4位(14試合7勝1分6敗・勝点22、全日程終了。プリンスリーグ北信越2部の順位表)。全国高校サッカー選手権に30回以上出場(福井県勢最多)、インターハイにも30回以上出場し、2026年は福井予選7連覇で7大会連続37回目の全国出場を決めた。「サッカーの町」と呼ばれる丸岡町で、地域ぐるみの一貫育成を行っている。
スタイル:指導の中心は「当たり前のことを当たり前にやる。サッカーと私生活は繋がっている」という考え方。授業態度や挨拶などピッチ外の振る舞いを大切にし、戦術面では特定の型にこだわらず、選手が状況を見て判断することを求める。日々の練習では「判断の速さ」「止める・蹴るの速さ」「パススピードと攻守の切り替えの速さ」を追求する。前線から連動してプレスをかけ、奪ったらすぐに縦へ運ぶ。
主な実績
| 大会 | 実績 | 備考 |
|---|---|---|
| 全国高校サッカー選手権 | 出場34回・最高成績3位(1997年度)・ベスト4(1997年度) | 第76回大会で福井県勢初の4強。「雪の決勝」で知られる大会だった |
| 全国高校総体(インターハイ) | 出場37回(2026年・7大会連続)・最高成績ベスト8(1996年) | 福井予選7連覇中。2026年決勝は福井商業に2-0 |
| 高円宮杯 プリンスリーグ北信越 | 優勝1回(2020年度) | 変則開催の同年度、順位決定戦を制して優勝 |
→ 2021年に降格し、2023年の2部制移行を機にプリンスリーグに復帰した。2026年は2部で4位(全日程終了)。
チームの歩み
創部と「サッカーの町」の形成
- 創部年:資料により1923年・1932年と異なる。福井県サッカーの草分け的存在
- 小阪清吉総監督の指導のもと県内の強豪に成長。競技の強化と並行して地域にサッカー文化が根付き、丸岡町は「サッカーの町」として知られるようになった
- 1997年度:第76回選手権で福井県勢初のベスト4
福井県の代表として(2000年代〜)
- 選手権・インターハイの福井予選で長く優勝を重ねる。2020年度には変則開催のプリンスリーグ北信越で優勝
再起の現在(2021年〜)
- 2021年:プリンスリーグで10位となり降格
- 2023年:プリンス北信越の2部制移行を機に復帰し、3位
- 2026年:インターハイ予選7連覇。プリンスリーグ北信越2部は4位で全日程を終えた。指揮を執るのは清吉氏の系譜を継ぐOBの小阪康弘監督
強さの4本柱
① 「サッカーの町」の地域一貫育成
部員の中心は地元出身の選手。地元ジュニアユース「坂井フェニックス丸岡JY」と指導方針を共有し、週1回は中学生との合同練習・試合を行っている。
② 「あらゆる速さ」を求める指導
判断・技術・切り替えの速さを日常から求める。「当たり前のことを当たり前にやる」という人間教育を、走力と球際の強さにつなげている。
③ 施設環境
本拠地「日東シンコースタジアム丸岡」には、JFA公認ロングパイル人工芝コート2面(ナイター付き)と天然芝スタジアム、クラブハウス、約80名収容の合宿所がある。
④ 県外出身の選手
地元中心ながら、FELICE FC浦安(千葉)や南葛SC(東京)など都市部の街クラブからの越境入部者も受け入れ、寮生活を送っている。
輩出した主なプロ選手
- 棗 佑喜(FW):丸岡→駒澤大学を経て川崎フロンターレ入り。栃木SC・松本山雅FCなどでプレーした長身ストライカー
- 梅井 大輝(DF):194cmのCB。横浜F・マリノスでプロ入りし、大分トリニータ・SC相模原などJクラブでプレーした
- 橋本 早十(MF):大宮アルディージャで約10年(2004–2013)プレーし、タイ・マレーシアを経て2015年に引退。引退後は大宮のアカデミーコーチ
- 木村 誠(DF/MF):1997年度ベスト4世代。駒澤大学を経て川崎フロンターレでプレー
※2026 W杯日本代表26人に丸岡OBの選出はなし(W杯代表26人の出身校特集)。卒業後は地元の社会人クラブ・坂井フェニックスでプレーを続けるOBも多い。
補足:プロ選手の所属クラブは移籍により頻繁に変わります。最新の所属情報はJリーグ公式などでご確認ください。
インターハイ2026(全国大会)
2回戦敗退(2試合・2得点5失点)
| ラウンド | スコア | 対戦相手 |
|---|---|---|
| 1回戦 | ○ 1-1(PK7-6) | 瀬戸内 |
| 2回戦 | ● 1-4 | 山形明正 |
大会で得点した選手
- 松下 逸輝(FW・3年)2得点/140分出場
ほぼフル出場した選手(2試合中120分以上)
野坂 泰正(GK・3年)、谷 大和(DF・2年)、石川 璃空(DF・2年)、西村 陽翔(MF・3年)、稲垣 千紘(MF・3年)、松下 逸輝(FW・3年)、藤﨑 竣太郎(FW・2年)、廣野 蒼空(DF・2年)、永井 寿(DF・2年)、大西 永遠(MF・2年)
登録28人のうち出場したのは15人。(出典:JFA大会登録メンバー)
2026年の注目選手
攻撃の中心
| 選手 | 学年 | 前所属・備考 |
|---|---|---|
| 廣野 蒼空(MF) | 2年 | 坂井フェニックス丸岡JY/ゲームメークを担う |
| 藤﨑 竣太郎(MF) | 2年 | 坂井フェニックス丸岡JY/キックの精度が高く、第7節AC長野戦で2得点 |
| 石川 璃空(FW) | 2年 | 坂井フェニックス丸岡JY/ゴール前に入り込む動きが持ち味。第8節開志学園JSC戦で先制点 |
守備陣・GK
| 選手 | 学年 | 前所属・備考 |
|---|---|---|
| 松下 逸輝(DF) | 3年 | FELICE FC浦安/空中戦に強いCB。セットプレーからの得点もある |
| 太田 遥人(DF) | 3年 | F.C.TWINS(愛知)/対人守備とカバーリングが持ち味 |
| 野坂 泰正(GK) | 3年 | 坂井フェニックス丸岡JY/セービングと最後尾からのコーチングで守備をまとめる |
→ 地元・坂井フェニックス丸岡JY出身の2年生3人が攻撃を担い、県外出身の3年生が最終ラインを支える。セカンドチーム(丸岡高校2nd)は福井県1部リーグに所属している。
2026 プリンスリーグ北信越2部 試合結果
| 節 | 日付 | 対戦相手 | 結果 | 丸岡の得点者 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4/5 | ホーム | 開志学園JSC | ○ 2-1 | 25' 松下逸輝, 29' 廣野蒼空 |
| 2 | 4/12 | アウェイ | 金沢学院大附 | ● 1-3 | 26' 松下逸輝 |
| 3 | 4/18 | アウェイ | 新潟明訓 | ● 0-3 | |
| 4 | 4/26 | ホーム | 日本文理2nd | ○ 1-0 | 69' 田中星羽 |
| 5 | 5/4 | アウェイ | 北越 | ● 0-3 | |
| 6 | 5/10 | ホーム | ツエーゲン金沢U-18 | ○ 2-1 | 34' 松下逸輝, 59' 田中星羽 |
| 7 | 5/17 | ホーム | AC長野パルセイロU-18 | ○ 4-2 | 25' 藤崎竣太郎, 41' 松下逸輝, 45+1' 藤崎竣太郎, 51' 廣野蒼空 |
| 8 | 5/23 | アウェイ | 開志学園JSC | ○ 2-1 | 27' 石川璃空, 47' 松下逸輝 |
| 9 | 6/14 | ホーム | 金沢学院大附 | ● 0-4 | |
| 10 | 6/28 | ホーム | 新潟明訓 | ● 1-2 | 31' 大越玲葉南 |
| 11 | 7/5 | アウェイ | 日本文理2nd | ○ 2-1 | 46' 藤崎竣太郎, 68' 松下逸輝 |
| 12 | 9/6 | ホーム | 北越 | ● 0-2 | |
| 13 | 9/13 | アウェイ | ツエーゲン金沢U-18 | △ 1-1 | 50' 西村陽翔 |
| 14 | 9/27 | アウェイ | AC長野パルセイロU-18 | ○ 4-3 | 14' 西村陽翔, 50' 藤崎竣太郎, 65' 藤崎竣太郎, 81' 松下逸輝 |
出典:試合結果=JFA公式 高円宮杯 JFA U-18 プリンスリーグ 2026 北信越2部(9月27日終了分まで)/得点者=ゲキサカ「[プリンスリーグ北信越2部]2026シーズン日程」。得点者は出典の記載に基づき、表記はJFA公式記録に合わせて補正しています。「ほか不明」「記載なし」は出典に得点者の記載がない分です。