新潟明訓高校 U-18 高校サッカー

新潟県新潟明訓サッカー部はプリンスリーグ北信越2部 所属(1948年創部)。最新の順位・歴代タイトル・OB選手・育成哲学などを徹底まとめ。

所属リーグ
プリンスリーグ北信越2部
創部
1948年
所在地
新潟県新潟市(2022年改修のハイブリッド人工芝グラウンド2面)
監督
坂本 和也

チームの特徴

新潟明訓高校サッカー部は、プリンスリーグ北信越2部所属(2026年現在)、新潟市を本拠地とする文武両道の名門。帝京長岡・日本文理・アルビレックス新潟U-18がしのぎを削る激戦区・新潟で、「サッカー×学習×人間力」の三位一体を掲げる独自の立ち位置を確立している。2024年度・2026年度の予選でいずれも絶対王者・帝京長岡を撃破して全国大会出場を勝ち取り、県の勢力図を塗り替えつつある。2026年は北信越2部を無敗で独走し、1部復帰へまっしぐらだ。

スタイル: 2026年のスローガンは「闘頂(とうちょう)」。田中健二・前監督が築いたポゼッションサッカーを土台に、現在の坂本和也監督が「強度×熱量×質」という三原則のもと、トランジション(攻守の切り替え)を重視したインテンシティの高いスタイルへ進化させた。前線には相手と五分の状況からでも強引に前へ出る「突き抜ける動き」を求め、守備陣は1対1の勝率を徹底追求。「最大の戦術はチームワーク」と定義し、個の打開力と組織の連動を両立させている。

主な実績

大会 実績 備考
全国高校総体(インターハイ) ベスト8(2011年) 全国初戦で見附を15-0と攻撃力が爆発。2026年も帝京長岡を破り出場
全国高校サッカー選手権 出場8回(2024年度=9年ぶり7回目、2026年度ほか) 2024年度予選準決勝でインターハイ全国3位の帝京長岡を撃破
高円宮杯 プリンスリーグ北信越 優勝(2016年) 2014年に昇格、北信越エリアの頂点に。2023年は2部優勝
県高校総体(インターハイ予選) 優勝(2026年) 決勝で帝京長岡の連覇を阻止し、7大会ぶり8回目の全国へ

→ 長く帝京長岡が君臨してきた新潟で、2024年度・2026年度と立て続けに同校を破って全国の切符を奪取。新しいスタイルが全国屈指の強豪に対しても優位に立てるレベルへ到達したことを証明している。

チームの歩み

雪国のハンデと初期の苦闘(1948年〜)

田中健二体制とポゼッションの確立(2008年〜)

坂本体制と新時代(現在)

強さの4本柱:文武両道の名門「新潟明訓モデル」

① 「サッカー×学習×人間力」の三位一体

単なるアスリート育成ではなく、社会で通用する全人格的な人材育成を目的に掲げる。この哲学が、大学を経て確実にプロの舞台で通用する堅牢なメンタリティを持った選手を生み出す土壌になっている。

② 中高一貫のシームレスな育成

中学校を併設し、U-15・U-14・U-13に各30名前後が在籍。中学年代から明訓の哲学を浸透させ、高校入学時の戦術的タイムラグを排除して1年次から即戦力を生み出す。

③ 雪国を無効化する2面の人工芝

2022年改修のハイブリッド人工芝グラウンド(競技用「EX II-55」+多目的「ER-50」)を2面保有。水はけがよく冬季も使用可能で、豪雪地帯のハンデを完全に克服。隣接する冷暖房付きトレーニング施設でフィジカルとボール練習を効率的に組み合わせる。

④ 県内有力クラブのハブ機能

アルビレックス新潟U-15・長岡JYFC・グランセナ新潟FC Jr.Yなど県内屈指の育成組織から、Jユースに昇格できなかった選手や学業との両立を望む層が集まる「最適な受け皿」として機能している。

輩出した主なプロ選手

これまでに5名のJリーガーを輩出。石川慧を除く4名が関東大学リーグの強豪を経由しており、高校で早熟なプロ化を急がず大学でフィジカルと戦術眼を完成させる堅実な育成哲学が表れている。

※2026 W杯日本代表26人に新潟明訓OBの選出はなし(W杯代表26人の出身校特集)。落合毅人の海外移籍のように、大学経由のOBが世界へ挑戦し始めており、今後の代表輩出への布石となっている。

補足:プロ選手の所属クラブは移籍により頻繁に変動します。最新の所属情報はJリーグ公式などでご確認ください。

2026年の注目選手

攻撃の核

選手 学年 前所属・備考
田代 蓮翔(FW) 3年 長岡JYFC/主将。左足の強烈なミドルとDFの前に潜り込む「突き抜ける動き」を武器とするエース。U-17新潟選抜
井上 翔真(FW) 3年 プリンスリーグでハットトリックも記録する圧倒的な決定力のストライカー
渡辺 泰成(FW) 3年 重要な局面で先制点を奪う前線の核
本間 光琉(FW/MF) 3年 開幕戦の決勝点など得点力が光るアタッカー

守備・中盤の軸

選手 学年 前所属・備考
竹内 彪偉(DF) 3年 アルビレックス新潟U-18/副主将。守備の要としてラインを統率。U-17新潟選抜
牛腸 敢太(MF) 3年 県央FC/副主将。高いインテンシティで攻守を繋ぐリンクマン。U-17新潟選抜
上田 陸(MF/FW) 3年 U-17新潟選抜。第7節ツエーゲン金沢戦で決勝点

→ 2025年9月の「国際ユースサッカーin新潟」では、田代・竹内・牛腸・上田ら明訓勢を中核とするU-17新潟選抜がU-17日本代表を2-1、U-17オーストラリア代表を3-1で撃破して優勝。世界レベルの経験がプレーの基準を引き上げている。

2026年プリンスリーグ北信越2部 序盤戦(無敗で首位独走)

日付 試合 結果
第1節 4/5 vs 日本文理2nd ○ 1-0(本間)
第2節 4/12 vs 北越 ○ 2-1(井上2発)
第3節 4/18 vs 丸岡 ○ 3-0(渡辺・田代・本間)
第4節 4/25 vs AC長野パルセイロU-18 ○ 7-0(井上3発ほか)
第5節 5/4 vs 開志学園JSC ○ 1-0(井上)
第6節 5/10 vs 金沢学院大学附属 ○ 3-1(牛腸・渡辺・本間)
第7節 5/17 vs ツエーゲン金沢U-18 ○ 1-0(上田)
第8節 5/23 vs 日本文理2nd ○ 2-1(渡辺・本間)
第9節 6/13 vs 北越 △ 0-0

→ 第9節終了時点で8勝1分の無敗・勝点25の首位(得失点差+17)。攻守のバランスが極めて高く、首位攻防の金沢学院大学附属戦もビハインドから逆転するなど勝負強さも備える。悲願のプリンスリーグ北信越1部復帰と、7月末のインターハイ全国大会での上位進出という「闘頂」へ突き進んでいる。最新順位はプリンスリーグ北信越2部 順位表で毎日更新中。

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