高校サッカー順位確認システム

帝京大学可児高校 U-18 高校サッカー

岐阜県帝京大可児サッカー部はプリンスリーグ東海 所属(1995年創部)。最新の順位・歴代タイトル・OB選手・育成哲学などを徹底まとめ。

所属リーグ
プリンスリーグ東海
創部
1995年
所在地
岐阜県可児市
監督
仲井 正剛

チームの特徴

帝京大学可児高校サッカー部は、プリンスリーグ東海所属、岐阜県可児市の私立校。静岡・愛知という強豪県に隣接し、長らく全国的競争力の維持に課題を抱えた岐阜県にあって、徹底した技術指導に基づく「ボールを大事にする」ポゼッションフットボールを持ち込んだ革新的存在。今や「岐阜の強豪」の枠を完全に凌駕し、プリンスリーグ東海で東海地方を代表する育成のハブとして機能、2026 W杯日本代表選手を輩出する世界基準のタレント育成機関へと成長した。

スタイル: 仲井正剛監督が一貫して掲げる「ボールを大事にするサッカー」が根幹。単なるポゼッション率ではなく、相手のハイプレスを無効化する正確なトラップ・パススピード・連動したポジショナルプレーを徹底し、観る者を魅了しながら試合の主導権を握る。2026年は伝統の「パスとキープするドリブル」を土台に、ネガティブトランジションでの即時奪回の強度とアタッキングサードでの垂直方向の仕掛けを組み込み、より組織的(コレクティブ)な攻撃へと進化している。

主な実績

大会 実績 備考
全国高校サッカー選手権 ベスト16(2017年度・2020年度=第99回) 約4000校が参加する大会で戦術的完成度を全国に証明
全国高校選手権 岐阜県予選 圧倒的覇権(2021年度時点で4年連続9回目の出場) 苦戦を強いられた岐阜予選を制し続ける常勝校に
プリンスリーグ東海 継続参戦の東海屈指の強豪 Jユース・近隣県強豪と高いレベルで上位を争う

2020年度(第99回)選手権は、当時2年生の鈴木淳之介がボランチとしてチームを全国ベスト16へ導き、大会優秀選手39名に選出。彼は翌2021年・2022年と連続で優秀選手に選ばれ、この時期の帝京大可児は戦術・個ともに全国最高峰の陣容を誇った。

チームの歩み

創生期(1995年〜):新興私立校の挑戦

転換点(2003年):中学校サッカー部創設と中高一貫体制

黄金期(2017年〜2022年):全国ベスト16と鈴木淳之介

強さの3本柱:地方私学の一貫育成モデル

① 6年制中高一貫がもたらす戦術的アドバンテージ

中学3年間で「ボールを大事にする」哲学と基礎技術を骨の髄まで叩き込まれた内部生がチームの背骨に。戦術ベースが完成した状態から高校のチーム作りを始められるため、高校3年では到達し得ない阿吽の呼吸のパスワークを構築できる。

② 「リバウンドメンタリティ」の活用

Jユース昇格を逃した才能を積極的に受け入れ、その「挫折から這い上がる強靭な精神力」を育成の原動力に。鈴木淳之介がFC岐阜U-18のセレクション落選を経て同校で才能を開花させたのが象徴例。寮完備・全国トップレベルの環境で「ダイヤの原石」を劇的に開花させる。

③ 東海一円〜関東に広がる広域スカウト

FC岐阜U-15・ヴィアティン三重・フェルボール愛知ら東海エリアの有力街クラブと強固なパイプを構築。近年は神奈川の大豆戸FCなど関東圏にもネットワークが波及し、技術レベルが高くスタイルに適合する選手が継続的に供給されるエコシステムを完成させている。

輩出した主なプロ選手

🌟 2026 FIFAワールドカップ日本代表

Jリーグで活躍するOB

その他のOB

補足:プロ選手の現所属クラブは移籍により頻繁に変動します。最新の所属情報はJリーグ公式などでご確認ください。

→ OBに共通するのは、ボールコントロールの技術水準が極めて高く、複雑な状況を俯瞰して瞬時に最適解を出す「サッカーインテリジェンス」。仲井監督がブレずに植え付けてきた「ボールを大事にする」哲学がプロでも通用する普遍的価値を持つ証である。

2026年の注目選手(現役高校生世代)

選手 ポジション 学年 出身・前所属
高田 憲慎 FW 2年 FC岐阜U-15/プリンスで連続得点の絶対的得点源
坂口 聖七 MF 3年 帝京大可児中(内部昇格)/中盤の要
加藤 充士郎 DF 3年 ヴィアティン三重/守備の柱でセットプレーの得点力も
内山 瑛斗 DF 2年 フェルボール愛知/ディフェンスラインの主力
持山 圭佐 MF 3年 リベルダージ静岡(越境入学)
村田 慶次郎 MF 3年 ヴェルデラッソ松阪(三重から越境)
高津佐 蒼樹 MF 3年 大豆戸FC(神奈川/広域スカウトの象徴)
大熊 海翔 DF 3年 帝京大可児中(内部昇格)/哲学を知り尽くす最終ライン
松井 音羽 FW 3年 フェルボールテクニコ

2年生エースの高田憲慎が第7節三重戦で前半だけで2得点を奪うなど絶対的得点源に成長。内部昇格組(坂口・大熊)が背骨を形成し、東海一円〜関東からの外部流入組が新しい血を加える「ハイブリッド構成」が、戦術的成熟と個の打開力を高次元で融合させている。

2026年プリンスリーグ東海 序盤戦

日付 試合 結果 得点者
第1節 4/4 vs 藤枝東 ● 0-1 -
第4節 4/25 vs 静岡学園 ● 0-4 -
第5節 5/2 vs 浜松開誠館 ○ 1-0 -
第6節 5/5 vs 愛工大名電 ○ 3-2 西田貫佑・坂口聖七・高田憲慎
第7節 5月中旬 vs 三重 ○ 4-2 高田憲慎×2・加藤充士郎・今鷹叶

→ 開幕は藤枝東・静岡学園(0-4大敗)ら強豪に苦戦するも、哲学を放棄せずネガティブトランジションを修正。5月は前線の流動的な連動が機能し3連勝でチーム状態を急上昇させた。特定のストライカー依存ではなく、DF加藤までもが得点に絡む「どこからでもゴールを奪える」理想のスタイルが結実しつつあり、シーズン後半のさらなる順位上昇が期待される。

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