東海大翔洋高校 U-18 高校サッカー

「東海大翔洋高校」サッカー部は静岡県静岡市清水区を拠点とする高円宮杯 U-18 プリンスリーグ東海所属の高校サッカー部。監督は太田 恒治。最新の順位・歴代タイトル・OB選手情報をまとめています。

日本代表選出選手 U-17日本代表:岩下 雄飛(DF)

プロ内定・2種登録 プロ内定:岩下 雄飛(DF→ジュビロ磐田)

静岡県東海大翔洋サッカー部はプリンスリーグ東海 所属。最新の順位・歴代タイトル・OB選手・育成哲学などを徹底まとめ。

所属リーグ
プリンスリーグ東海
創部
所在地
静岡県静岡市清水区
監督
太田 恒治

チームの特徴

静岡市清水区を本拠とする東海大学付属静岡翔洋高校サッカー部は、旧・東海大学第一高等学校を前身とする古豪である。清水FCなど小学生年代からの地域クラブが根付き、日本一の「サッカー王国」の中核を成してきた清水区にあって、清水市商(現・清水桜が丘)・清水東と並び全国にその名を轟かせた歴史を持つ。

スタイル: 太田恒治監督が掲げるのは「ボールを大事に持つ」ポゼッション志向のサッカーである。ドリブルとショートパスを軸に主導権を握り続けるスタイルを志向し、フィジカルや縦への推進力を前面に出す潮流とは一線を画す。

主な実績

大会 実績 備考
全国高校サッカー選手権 優勝1回(1986年度・第65回)/準優勝1回(1987年度・第66回) 出場計2回、いずれも決勝の相手は国見であった
高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ東海 プリンスリーグ東海へ昇格(2024年度プレーオフでFC岐阜U-18に2-0) 長く続いた静岡県リーグでの戦いを経ての昇格
高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ東海(2026) 第9節終了時点 6位 3勝2分4敗・勝点11(前半戦)
全国中学校サッカー大会 中等部(東海大翔洋中)が最多優勝級の実績を持つ強豪 太田恒治監督は中等部時代に7度の全国制覇に貢献

チームの歩み

東海大一の黄金期(1986-87年)

1986年度(第65回)全国高校サッカー選手権において、東海大一(現・東海大翔洋)は初出場にして初優勝を飾った。決勝の相手は国見で、スコアは2-0。ブラジルから編入したアデミール・サントス(三渡洲アデミール)が決めた伝説の「バナナシュート」フリーキックが語り継がれる一戦となり、当時2年生だった澤登正朗もメンバーに名を連ねていた。

翌1987年度(第66回)大会でも再び決勝で国見と対戦したが、今度は敗れて準優勝に終わった。この大会では平澤政輝が得点王(7得点)に輝いている。この時期、清水市商・清水東・東海大一による「静岡3強」時代が形成され、互いの切磋琢磨が静岡サッカーのレベルを押し上げる原動力となった。

校名変遷と再興

学校名は東海大一高から東海大翔洋高、そして現在の東海大学付属静岡翔洋高へと変遷してきた。黄金期以降は長く静岡県リーグでの戦いが続いたが、2024年度のプレーオフでFC岐阜U-18を2-0で下し、プリンスリーグ東海への昇格を果たした。

現在(2026年)

2026年シーズンも太田恒治監督の下でプリンスリーグ東海を戦っている。同校OBである太田監督は中等部を長年指導した後、2018年から高校の指揮を執っており、長男・太田走もチームに関わる「父子鷹」としても知られる。

育成システム

中高一貫体制を敷き、全国中学校サッカー大会で最多級の優勝実績を誇る東海大翔洋中と、ジュニア年代の「TOKAIスポーツアカデミー」を統合した一貫指導体制を持つ。専用施設「TOKAIブルーオーシャンフィールド」は人工芝の専用グラウンドで、高円宮杯プリンスリーグなど公式戦の会場としても使用されている。県外(鳥取など)や海外にルーツを持つ選手も積極的に受け入れ、寮生活を通じてサッカーに集中できる環境を整えている。

輩出した主なプロ選手・OB

1986・1987年度の黄金期メンバーを中心に、多くの指導者・Jリーガーを輩出してきた。

澤登正朗(清水エスパルスユース 監督)

1986年度優勝メンバー(当時2年)。清水エスパルス一筋でプレーした元日本代表MFで、現在は清水エスパルスユースの監督を務める。

大嶽直人(J3・カマタマーレ讃岐 監督)

1986年度優勝メンバーの一人。指導者として2026-27シーズンもカマタマーレ讃岐の指揮を執る。

鈴木啓太(元日本代表MF)

東海大一(現・東海大翔洋)でプレーした後、浦和レッズひと筋で長く活躍した元日本代表の守備的MFである。中盤の底(アンカー)から攻守のバランスを司る選手として日本代表を支えた。現在は引退している。

このほか、服部年宏・伊東輝悦(いずれも元日本代表)、1987年度得点王の平澤政輝、伝説のバナナシュートを決めたアデミール・サントスら、黄金期を彩ったOBは多い。

重要な注記:日本代表GK・川口能活と元日本代表FW・高原直泰は、いずれも東海大翔洋「中等部」(中学)のOBであり、高校は別である(川口は清水市商・現清水桜が丘、高原は静岡県立清水東)。両氏を東海大翔洋「高校」OBとして紹介する情報も見られるが、正確には中学段階の系譜にとどまる点に注意されたい。

現時点で2026年W杯日本代表に同校(高校)OBの選出はない。

補足:プロ選手・指導者の所属は異動により変動する。最新の情報はJリーグ公式サイトなどでご確認いただきたい。

2026年の注目選手

選手 ポジション 特徴
岩下雄飛 DF・3年 AFC U-17アジアカップ サウジアラビア2026 日本代表。ジュビロ磐田へ2027年1月加入内定
西尾周賢 MF・2年 鳥取県出身。約40mに及ぶライナー性のロングスローが武器

※卒業生は含めない。

2026年プリンスリーグ東海 前半戦の戦績

日付 対戦相手 スコア 結果
第1節 4/4 富士市立 5-1
第2節 4/11 帝京大学可児 1-1
第3節 4/18 浜松開誠館(A) 0-0
第4節 4/25 藤枝東 1-3
第5節 5/3 清水エスパルスユース(A) 0-3
第6節 5/6 静岡学園 1-3
第7節 5/9 愛工大名電 4-2
第8節 6/13 三重(A) 1-2
第9節(延期分) 7/18 藤枝明誠(A) 1-0

→ 総括:第9節終了時点で3勝2分4敗・勝点11、プリンスリーグ東海6位(10チーム中)。14得点15失点・得失点差-1。首位・静岡学園と2位・清水エスパルスユースの2強には敗れたが、愛工大名電戦の快勝や第9節・藤枝明誠戦の完封勝利など、上位に食らいつく戦いを見せている。後半戦は第10節(9/5開催)から再開する。最新の順位はプリンスリーグ東海で確認できる。

※試合結果・順位は本サイトの順位データ(毎日自動更新)およびゲキサカ等の公式記録と照合済み(第9節終了時点)。

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