チームの特徴
大阪市に校舎を置く大阪産業大学附属高校のサッカー部。中西幸司監督が指揮を執り、チーム哲学に「レオンフォルテ(Leonforte/強いライオン)」を掲げる。2024〜2025年にかけて全国高校総体(インターハイ)初出場を果たし、2025年のプリンスリーグ関西2部優勝を経て2026年に関西1部へ昇格した大阪の新興勢力である。意欲ある選手を広く受け入れる方針のもと、関西各地の街クラブ出身の選手たちが集う。スタイルは前線からの連動したプレスと、ボールを奪ったあとの流動的なポゼッションを志向する。
主な実績
| 大会 | 実績 | 備考 |
|---|---|---|
| 全国高校総体(インターハイ) | 全国初出場・2回戦進出(2025年) | 1回戦で大分鶴崎に2-1、2回戦で帝京長岡に0-4 |
| 全国高校サッカー選手権 大阪府大会 | ベスト8(2024年度)/ベスト4(2025年度) | ※全国大会(選手権本大会)には未出場 |
| 高円宮杯プリンスリーグ関西2部 | 優勝(2025年)→2026年に関西1部へ昇格 | |
| 高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ関西1部(2026) | 第9節終了時点 8位 | 消化8試合・1勝2分5敗・勝点5・12得点14失点(得失点差-2)※第9節は延期 |
→ 2025年のインターハイ初出場と、高円宮杯プリンスリーグ関西2部優勝による1部昇格で、全国の舞台に名乗りを上げた新興勢力である。2026年は昇格初年度の関西1部で強豪相手に苦戦しつつも、着実に経験を積んでいる。
チームの歩み
学校の沿革
母体校は1928年に「大阪鉄道学校」として創立された。1975年には現校名の「大阪産業大学附属高等学校」に改称している。
レジェンドOBの登場
1970年代後半に大産大附に在籍した佐々木博和は、1978年に日本ユース代表、1980年には日本代表にも選出されるなど、早くからトップレベルの選手を輩出してきた同部の草分け的存在である。中学時代の1977年に来日したペレから直接指導を受け、その才能を絶賛されたという逸話も伝わる。
黄金期の到来(2024〜2025年)
2024年度の選手権大阪府大会でベスト8に進出。翌2025年にはインターハイ大阪府予選で準優勝して全国初出場を果たし、全国大会で2回戦に進出した(1回戦で大分鶴崎に2-1で勝利、2回戦で帝京長岡に0-4)。2025年度の選手権大阪府大会でもベスト4に入った。
プリンス関西1部へ
2025年に高円宮杯プリンスリーグ関西2部で優勝し、2026年に関西1部へ昇格した。
育成システム
本校の人工芝グラウンドを拠点に活動している。意欲ある選手を広く受け入れる方針のもと、関西各地の街クラブ出身の選手たちが集う陣容となっている。中西幸司監督のもと、選手に自ら考えさせる指導で近年急成長を遂げてきたチームである。
輩出した主なプロ選手
- 佐々木博和(DF/MF):1980年に日本代表に選出された大産大附の草分け的存在。松下電器(現ガンバ大阪)・ヴェルディ川崎・セレッソ大阪でプレーした。1977年に来日したペレから直接指導を受け、絶賛されたという逸話も残る
- 中山仁斗(FW、クリアソン新宿):大産大附から大阪産業大学を経てプロ入り。鳥取・山口・山形・磐田・水戸・仙台など各地のクラブで得点を重ねてきたストライカー
- 林誠道(FW、FC今治):大産大附から高卒でガイナーレ鳥取に入団。鳥取・今治・山形・金沢・千葉・松本などを渡り歩き、2026年にFC今治でプレーする
補足:プロ選手の現所属クラブは移籍により頻繁に変動します。最新の所属情報はJリーグ公式や各クラブ公式でご確認ください。
2026年北中米ワールドカップの日本代表に、大阪産業大学附属高校出身者は選出されていない。
→ 高卒で直接Jリーグへ進む選手と、系列の大阪産業大学など大学を経てプロになる選手の双方を輩出してきた。
2026年の注目選手
- 佃井大悟(DF、3年):最終ラインを支える最上級生
- 北浦光規(FW、3年):前線でチームを引っ張る最上級生の攻撃の中心
- 野中聖斗(GK、3年):ゴールマウスを守る守護神
- 豊原健斗(FW、3年):前線でゴールを狙うストライカー
上記の現3年生が主力を担うほか、関西各地の街クラブ出身の下級生も含め、選手層の厚い陣容を形成している。
※学年はチーム公式ロースター(osuh-soccer.com)に基づきます。JFA等で学年が公表されていない場合は記載していません。
2026年プリンスリーグ関西1部 序盤戦
| 節 | 日付 | 対戦 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 第1節 | 4/5 | 三田学園高校 | ● 0-2 |
| 第2節 | 4/11 | 阪南大高校 | ● 2-3 |
| 第3節 | 4/19 | 近江高校 | △ 1-1 |
| 第4節 | 4/25 | 京都橘高校 | ● 0-1 |
| 第5節 | 4/29 | 履正社高校 | ● 0-1 |
| 第6節 | 5/4 | セレッソ大阪U-18 | ● 2-5 |
| 第7節 | 5/10 | 興國高校 | ○ 6-0 |
| 第8節 | 6/13 | 京都サンガF.C. U-18 | △ 1-1 |
| 第9節 | (延期) | 神戸弘陵学園高校 | 延期 |
→ 第9節終了時点で1勝2分5敗・勝点5、関西1部の8位(12得点14失点・得失点差-2。※大産大附は第9節が延期のため消化8試合)。昇格初年度で1部定着校の強度に苦戦する試合が続くなか、第7節・興國戦を6-0と大勝して初白星を挙げ、第3節・近江戦、第8節・京都サンガF.C. U-18戦では引き分けて勝点を拾っている。プロクラブのアカデミーや高体連の強豪がひしめく1部で、経験を糧にした後半戦の巻き返しが期待される。
※試合結果・順位は高校サッカードットコム(koko-soccer.com)のプリンスリーグ関西1部ページを出典に照合。本サイトの順位データとも一致(第9節終了時点)。順位は毎日の自動更新で最新化されます。