チームの特徴
兵庫県三田市の私立・中高一貫の進学校である三田学園のサッカー部。福島康太監督が指揮を執る。最大の特徴は「完全なる文武両道」を掲げる点で、遠距離通学の選手が多いことから全体練習を18時30分にきっちり終えるなど、限られた時間の中で戦術理解を高める効率的なトレーニングを徹底している。
スタイル: 最終ラインからの丁寧なビルドアップを軸にしつつ、相手や状況に応じてロングボールも使い分ける柔軟なサッカーを志向する。
主な実績
| 大会 | 実績 | 備考 |
|---|---|---|
| 全国高校総体(インターハイ) | 全国大会出場3回(最高2回戦進出・2015年度) | 兵庫県予選優勝:2019年度・2022年度 |
| 高円宮杯プリンスリーグ関西2部 | 2位(2025年) | 2026年にプリンスリーグ関西1部へ昇格 |
| 高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ関西1部(2026) | 第9節終了時点 9位 | 1勝2分6敗・勝点5・5得点17失点(得失点差-12) |
→ 全国高校総体に3度出場し、2026年にプリンスリーグ関西1部へと駆け上がった、文武両道を貫く兵庫県三田市の私立進学校。強豪がひしめく1部では昇格初年度として苦戦しつつ、着実に経験を積んでいる。
チームの歩み
学校の沿革
三田学園は1912年に創立された兵庫県三田市の私立中高一貫校である。硬式野球部が春の甲子園に4回出場する名門であるほか、物理部がロボカップの世界大会で2位に入るなど、学業・課外活動の双方で高い実績を持つ進学校である。
サッカー部の台頭(2010年代後半〜)
2014年9月に人工芝グラウンドが完成して練習環境が整うと、サッカー部は県内で結果を残し始めた。2019年度には兵庫県高校総体(インターハイ予選)で優勝して全国大会に出場し、2022年度にも県総体を制して全国の舞台に立った。
プリンス関西1部へ(2025〜2026)
高円宮杯プリンスリーグ関西2部で戦い、2025年に同リーグで2位となり、2026年にプリンスリーグ関西1部へ昇格した。
育成システム
① 「完全なる文武両道」と時間管理
全体練習を18時30分に終え、遠距離通学の選手が多い進学校ならではの制約の中で、限られた時間を密度の高いトレーニングに充てている。
② 中高一貫と外部からの融合
三田学園中学校からの内部進学生に加え、関西の街クラブ出身者が高校から合流し、チームを形づくっている。
③ 充実した施設
2014年に完成した人工芝グラウンドを拠点に、日常的な練習環境を整えている。
輩出したプロ選手と卒業後の進路
三田学園高校サッカー部は、これまでにプロサッカー選手を輩出していない。福島監督のもと、部として「初のJリーガー輩出」を大きな目標に掲げている。
卒業生の多くは、大学の体育会サッカー部へ進んで競技を続けている。学業とサッカーを高いレベルで両立させる校風が、進学とサッカー継続の双方を支えている。
学校全体としては、硬式野球部が春の甲子園に4回出場した名門で、屋鋪要をはじめ多くのプロ野球選手を輩出してきた。サッカー部はこの「文武両道」の伝統のもとで、初のプロ選手誕生を目指している。
2026年北中米ワールドカップの日本代表に、三田学園高校サッカー部出身者はいない。これはサッカー部からのプロ選手輩出がまだ実現していないことによるものであり、初のJリーガー誕生が今後の目標となる。
2026年の注目選手
- 水田 遥友(FW):前線で得点を狙うストライカー
- 天野 嘉人(MF):中盤で攻撃を組み立てる中心選手
- 柿澤 佑磨(MF):正確なボールコントロールでゲームを作るMF
- 源 泰晴(GK):最後尾からチームを支える守護神
このほか、鈴木隆晃(DF)・伊井一志(MF)・中山大地(FW)ら実力者が各ポジションに揃う。
※選手名・ポジションはゲキサカのチーム選手一覧に基づきます。学年はJFA等で公表されていないため個別には記載していません。
2026年プリンスリーグ関西1部 序盤戦
| 節 | 日付 | 対戦 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 第1節 | 4/5 | 大阪産業大学附属高校 | ○ 2-0 |
| 第2節 | 4/12 | 興國高校 | △ 1-1 |
| 第3節 | 4/19 | 京都橘高校 | ● 1-3 |
| 第4節 | 4/25 | 京都サンガF.C. U-18 | ● 0-1 |
| 第5節 | 4/29 | 阪南大高校 | ● 0-1 |
| 第6節 | 5/4 | 神戸弘陵学園高校 | ● 0-3 |
| 第7節 | 5/10 | 近江高校 | ● 0-3 |
| 第8節 | 6/13 | 履正社高校 | △ 1-1 |
| 第9節 | 6/20 | セレッソ大阪U-18 | ● 0-4 |
→ 第9節終了時点で1勝2分6敗・勝点5、関西1部の9位(5得点17失点・得失点差-12)。開幕戦で大阪産大附を2-0と下して白星スタートを切ったものの、以降は京都橘・神戸弘陵・近江・セレッソ大阪U-18といった強豪の前に守備が持ちこたえられず、複数失点を喫する試合が続いている。9試合で5得点という得点力の向上と守備の再構築が、9月以降の後期日程(関西1部残留を目指す)に向けた最大の課題となる。
※試合結果・順位は高校サッカードットコム(koko-soccer.com)のプリンスリーグ関西1部ページを出典に照合。本サイトの順位データとも一致(第9節終了時点)。順位は毎日の自動更新で最新化されます。