修徳高校 U-18 高校サッカー

「修徳高校」サッカー部は東京都葛飾区青戸を拠点とする高円宮杯 U-18 T2リーグ(東京都2部)所属の高校サッカー部。1973年創部、監督は土屋 慶太。最新の順位・歴代タイトル・OB選手情報をまとめています。

日本代表選出選手 U-17日本代表:舘美 駿(MF)

プロ内定・プロ契約 プロ内定:舘美 駿(MF→清水エスパルス/2027年1月)

東京都修徳サッカー部はT2リーグ(東京都2部) 所属(1973年創部)。最新の順位・歴代タイトル・OB選手・育成哲学などを徹底まとめ。

所属リーグ
T2リーグ(東京都2部)
創部
1973年
所在地
東京都葛飾区青戸
監督
土屋 慶太

チームの特徴

修徳高校サッカー部は、東京都葛飾区青戸の私立・修徳中学校/高等学校を拠点とするサッカー部である。1973年創部。全国屈指の激戦区・東京にあって、全国高校サッカー選手権に9回、全国高校総体(インターハイ)に10回出場してきた伝統校であり、現在は高円宮杯 JFA U-18 東京都T2リーグ(2部)に所属する。近年はT1(都1部)とT2を短いスパンで行き来しながら全国出場を狙う位置にあり、2025年度はT1に所属しながら都予選準優勝で12大会ぶりのインターハイ全国出場を果たした。中学からの6年一貫指導と、約200名の部員を複数のカテゴリーに分けて全員に公式戦の舞台を用意する体制が部の特徴である。理念に掲げるのは「個と組織の共存」、「自分の個性を最大限に発揮し、組織に貢献する」というスタンスだ。

スタイル: 土屋慶太監督は2025年6月のインターハイ都予選を前に「下がったら絶対にやられる相手なので、行けるところまで行く」と前向きな姿勢を語っている。その言葉どおり、修徳は劣勢からの粘りを繰り返し見せてきたチームである。2023年の関東高校サッカー大会Aグループ決勝では0-3とリードされた後半アディショナルタイムに2点を返して追いつき、延長でさらに突き放す大逆転を演じた。2025年度インターハイ都予選準決勝でも、80+2分に國學院久我山に追いつかれた直後の80+6分、MF袖山斗也の直接フリーキックで即座に勝ち越すなど、終盤まで戦い抜く粘り強さが持ち味だ。

※出典:部公式サイト、ゲキサカ、高校サッカードットコム

主な実績

大会 実績 備考
全国高校サッカー選手権 通算9回出場/2013年度(第92回)ベスト8 1998年度(第77回)・2000年度(第79回)はベスト16。直近の出場は2013年度
全国高校総体(インターハイ) 通算10回出場/1986年・1988年ベスト8 直近は2025年度=12大会ぶり10回目。全国本大会1回戦で飯塚に1-2で敗退
関東高校サッカー大会 2023年(第66回)Aグループ 初優勝 決勝で八千代に延長の末5-3。東京都予選も優勝
インターハイ東京都予選 2025年度 準優勝(全国出場権獲得) 決勝は帝京に0-7
インターハイ東京都予選 2026年度 2次トーナメント1回戦敗退 東海大高輪台に延長の末1-2
東京T2リーグ(2部) 2026年 4勝2分4敗・勝点14・10チーム中5位 10試合終了時点

※出典:部公式サイト、ゲキサカ、高校サッカードットコム、Wikipedia

チームの歩み

1973年 創部

修徳高校サッカー部は1973年に創部された。

1980年代 インターハイ8強と2人の日本代表

1986年、1988年と2年連続でインターハイ(全国高校総体)でベスト8に進出した。1986年の8強メンバーには当時背番号14を背負っていたMF北澤豪、1988年の8強メンバーにはFW/MF神野卓哉が在籍しており、この2人はいずれも後年、1992年AFCアジアカップ優勝時の日本代表メンバーとなった。

2013年度 選手権ベスト8

第92回全国高校サッカー選手権大会(2013年度)に東京都A代表として出場し、全国ベスト8に進出した。準々決勝(2014年1月5日・駒沢陸上競技場)では星稜と対戦し、0-0のままPK戦0-3で敗れた。

2023年 初の関東制覇

第66回関東高等学校サッカー大会のAグループ決勝で、修徳は八千代と対戦。0-3とリードされた後半アディショナルタイムに2点を返して追いつき、延長でさらに2点を加えて5-3で勝利し、初の関東制覇を果たした。この試合の前線には、後にデンマーク2部AaBへの加入が内定するFWンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄(当時3年)がいた。

「1-10」からの半年 ── 2025年度インターハイ出場

2024年11月24日、新チームが最初に迎えたT2リーグの大成高戦で、修徳は1-10の大敗を喫した。しかし翌週の東海大高輪台戦は1-1と持ち直し、土屋慶太監督は「オマエら次第で、このチームはどこに勝つこともできるし、どこにも負ける可能性はある」と選手たちに語りかけた。そこから半年後の2025年6月、修徳はインターハイ東京都予選を勝ち抜いていく。準決勝の國學院久我山戦では、80+2分に追いつかれた直後の80+6分、MF袖山斗也の直接フリーキックで決勝点を挙げ3-2で勝利し、12大会ぶり10回目となる全国出場を決めた(東京都予選は準決勝勝利の時点で全国出場権が確定する2枠制)。翌日の決勝は帝京に0-7で敗れ準優勝。全国大会本大会は1回戦で飯塚(福岡)に1-2で敗退した。

※出典:ゲキサカ、高校サッカードットコム、Wikipedia

育成システム・指導体制

※出典:部公式サイト(スタッフ紹介・活動内容・高校生FAQ)

輩出した主なプロ選手・OB

北澤豪

読売ジュニアユースを経て修徳高校でプレーし、1985年度に選手権出場、1986年にはインターハイ全国ベスト8に貢献した。卒業後は本田技研工業でプレーし、1991年に読売クラブ(後のヴェルディ川崎、東京ヴェルディ)へ移籍。元日本代表として国際Aマッチ58〜59試合に出場し3得点、1992年AFCアジアカップ優勝メンバーでもある。現在は日本サッカー協会参与・フットサル委員長、日本障がい者サッカー連盟会長を務める。

神野卓哉

1986年から1988年まで修徳高校に在籍し、3年次の1988年にインターハイ全国ベスト8進出に貢献した。卒業後は日産自動車(後の横浜マリノス)、ヴィッセル神戸、大分トリニータなどでプレーし、1999年に初代J2得点王(大分・19得点)に輝いた。1992年AFCアジアカップ優勝メンバー(背番号18)でもある。指導者としてもキャリアを重ね、2026年2月から高知ユナイテッドSCの強化部アドバイザーを務めている。

そのほかのOBは以下のとおりである。

2026年W杯日本代表26名に同校OBの選出はない。

補足:プロ選手・指導者の所属は異動により変動する。最新の情報はJリーグ公式サイトなどでご確認いただきたい。

2026年の注目選手

舘美 駿

MF・2009年2月2日生・165cm/62kg。修徳中学校からの内部進学(瑞江FC→修徳中学校→修徳高校)。U-17日本代表の背番号19として、2026年のAFC U17アジアカップ サウジアラビア大会で優勝し、FIFA U-17ワールドカップ2026の出場権獲得にも貢献した。2025年には第78回国民スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ)少年男子の部で東京都代表として優勝し、U-16日本代表にも選出されている。2026年8月6日、2027年1月からの清水エスパルス加入内定が発表された。反町康治GMは「スピードを生かした背後への抜け出し、ドリブルでの仕掛け、チャンスメイク、フィニッシュなど、攻撃的ミッドフィルダーとして求められる資質を備え、相手を見ながら逆を取るプレーは並外れた感覚を持っている」とコメントしている。当サイトのプロ内定・2種登録選手ページ日本代表選出選手ページにも掲載している。

その他の主力メンバー

選手 学年・ポジション 前所属 備考
廣田 大和 3年・GK クラブ・ドラゴンズ柏U-15
山口 大樹 3年・DF 修徳中学校
村松 圭吾 3年・FW 修徳中学校 背番号9。2026年関東大会予選2回戦で得点
舘美 駿 3年・MF 修徳中学校 上記参照
並木 秀磨 3年・DF 北総ローヴァーズFC U-15
袖山 斗也 3年・DF 修徳中学校 2025年インハイ都予選準決勝で決勝点
高橋 虎太郎 3年・FW 修徳中学校 2025年インハイ都予選準決勝で同点弾
横井 勇璃 3年・DF 修徳中学校
武居 凛太郎 3年・DF クラブ・ドラゴンズ柏U-15 2026年関東大会予選でチームを牽引
黒須 海飛 3年・MF コラソン千葉 2026年関東大会予選で健闘
齋藤 拓人 3年・MF VITTORIAS FC
大谷 凌大 3年・DF 柏レイソルA.A.TOR'82
筒井 凛 3年・FW 習志野市立第四中学校
ミルフォード 大河 2年・FW FCラルクヴェール千葉

※学年・ポジション・前所属は2025年度インターハイ登録メンバー(ヤンサカ、引用元JFA)を2026年度の学年に換算したもの。舘美駿の情報は清水エスパルス公式・JFA・部公式による。卒業生は含めない。

2026年の戦績

東京T2リーグ

# 対戦相手 スコア 結果
1 駒澤大学高校 0-0
2 成立学園 2-4
3 東海大高輪台 1-2
4 三菱養和SCユースB 3-2
5 関東第一 1-1
6 関東第一 0-1
7 東久留米総合 4-1
8 日大三 2-0
9 東京実業 2-1
10 帝京高校3rd 1-2

→ 10試合を終えて4勝2分4敗・勝点14、10チーム中5位につけている。

関東高校サッカー大会 東京予選

ラウンド 日付 対戦相手 結果
1回戦 3/14 都立狛江 ○1-0
2回戦 3/20 駒澤大学高校 ●1-2

→ 2回戦で敗れた駒澤大高は、この大会の優勝校だった。

インターハイ東京都予選

ラウンド 日付 対戦相手 結果
1次T ブロック決勝 5/17 東京学芸大附属高校 ○4-0
2次T 1回戦 5/24 東海大高輪台 ●1-2(延長)

→ 東海大高輪台戦は90分を1-1で終え、延長前半に決勝点を許した。最新の順位は東京都のU-18高校サッカー順位で確認できる。

※出典:Tリーグ公式、高校サッカードットコム、ゲキサカ

関連リンク