東海大学付属福岡高校 U-18 高校サッカー

「東海大学付属福岡高校」サッカー部は福岡県宗像市を拠点とする高円宮杯 U-18 プリンスリーグ九州2部所属の高校サッカー部。1969年創部、監督は伊藤 良太。最新の順位・歴代タイトル・OB選手情報をまとめています。

福岡県東海大福岡サッカー部はプリンスリーグ九州2部 所属(1969年創部)。最新の順位・歴代タイトル・OB選手・育成哲学などを徹底まとめ。

所属リーグ
プリンスリーグ九州2部
創部
1969年
所在地
福岡県宗像市
監督
伊藤 良太

チームの特徴

東海大学付属福岡高校サッカー部は、福岡県宗像市にある私立・東海大学付属福岡高校のサッカー部である。1969年に創部され、2016年4月に「東海大学付属第五高等学校(東海大五)」から現校名へ改称した。したがって2016年3月以前の実績は、当時の校名である「東海大五(当時)」の実績として記録されている。部の愛称は「華麗なる猛虎」。

創部以来一貫して、ボールを保持しながら崩していく「繋ぎの超攻撃サッカー」を掲げてきた。部の理念は「サッカー選手である前に、高校生として勉学に励み、礼儀を重んじ、規律を遵守できる生徒であれ」というもので、全教科で一定以上の成績を残さないと練習に参加できないという独自のルールを設けている。月に1回、部員全員が新聞の推薦記事を読んで感想文を共有する「木鶏会」も長く続く伝統である。

ホームグラウンドは、サッカー部専用の人工芝グラウンド「タイガーフィールドスタジアム」。

スタイル: 「繋ぎの超攻撃サッカー」を軸に、勉学と規律を重んじる文武両道の校風のもとで選手を育てている。

※出典:東海大学付属福岡高校サッカー部公式サイト

主な実績

大会 実績 備考
全国高校サッカー選手権 ベスト4(1990年度・第69回大会) 同校の全国最高成績
全国高校サッカー選手権 出場14回 直近の全国出場は2012年度
全国高校総合体育大会(インターハイ) ベスト8(2006年) 出場17回。直近の全国出場も2006年
全国高校サッカー選手権 福岡県予選 8連覇 年の範囲は未確認
2026年インターハイ福岡県予選 準優勝 準決勝までの3試合は無失点
2026年 九州高校サッカー大会 ベスト8 準々決勝で大津に2-4
2026年 サニックス杯国際ユースサッカー大会 11位 予選リーグでプレミア昇格のベガルタ仙台ユースに3-0
2026年 高円宮杯プリンスリーグ九州2部 第9節終了時点6位 3勝3分3敗・勝点12

チームの歩み

1969年 創部と「東海大五」時代

東海大学付属福岡高校サッカー部は1969年に創部された。1990年度・第69回全国高校サッカー選手権大会ではベスト4(第3位)に進出し、これが同校の全国最高成績となっている。全国高校サッカー選手権福岡県予選では8連覇を達成した実績もある。2016年4月、学校は「東海大学付属第五高等学校(東海大五)」から現在の「東海大学付属福岡高等学校」へ改称した。1990年度のベスト4など2016年3月以前の実績は、当時の校名である「東海大五」のものである。

指導者の系譜 — 平清孝から大丸忠、そして伊藤良太へ

長くチームを率いたのは平清孝である。2009年に監督から総監督となり、同時に教え子でOBの大丸忠が2代目監督に就任した。平は2022年3月に総監督を勇退した(指導歴45年)。

大丸忠は東海大五のOBで、高校1年生だった1990年度の選手権でベスト4を経験している。専修大学卒業後の1997年から母校でコーチを務め、2009年に監督に就任した。2024年3月に監督を退任し、姉妹校である東海大浦安高校(千葉県)のサッカー部監督兼教頭に就いている。指導歴は27年に及ぶ。

2024年3月13日付で、伊藤良太が第3代監督に就任した。

プリンスリーグ九州での歩み

プリンスリーグ九州での在籍歴は次のとおりである(ゲキサカ「昇降格実績」)。

所属 順位
2010年 九州1部 11位
2011年 九州1部 5位
2012年 九州1部 5位
2013年 九州1部 6位
2014年 九州1部 10位
2015年 九州1部 10位
2024年 九州2部 2位(1部へ昇格)
2025年 九州1部 9位
2026年 九州2部 第9節終了時点6位

2010年から2015年までは6年続けてプリンスリーグ九州1部を戦い、2011年・2012年の5位が最高だった。その後いったん九州のトップカテゴリーを離れたが、2024年に2部で2位に入って昇格(エースFW倉田連が2部得点王の16得点)。しかし2025年は1部で9位に終わり2026年は再び2部で1部復帰を目指すシーズンとなっている。

全国大会からは2012年度の選手権を最後に遠ざかっており、インターハイの全国出場は2006年が最後である。それでも2024年度は夏冬とも福岡県予選準優勝、2025年度は夏冬とも県ベスト4と、県内上位の力は維持している。

※出典:東海大学付属福岡高校サッカー部公式サイト/ゲキサカ

育成システム

大学を経由してプロになるルートが、東海大福岡の育成における大きな柱である。冨士田康人(ひびきサッカースクール→ひびきSSジュニアユース→東海大福岡)はその代表例で、日本体育大学を経てY.S.C.C.横浜でプロ入りした。当時の大丸忠監督は彼について「入学時はプロになれるような選手ではなかったが、東海大福岡で選手として基礎を身に付けた結果、進学先の日体大で才能が開花した」と語っている。2023年3月時点で、冨士田康人は部として「48人目のプロ加入選手」であった(部公式)。

同じルートをたどったOBに、GKの今村勇介(東海大福岡→日本体育大学→カマタマーレ讃岐)、堤陽輝(東海大福岡→東海大学→2026年から栃木SC)がいる。

中学年代の選手の主な供給源は、小倉南FCジュニアユースひびきSSといった福岡県内のクラブである。

※出典:東海大学付属福岡高校サッカー部公式サイト/栃木SC公式サイト

輩出した主なプロ選手

藤田直之

東海大五→福岡大→サガン鳥栖・ヴィッセル神戸・セレッソ大阪。2015年の東アジアカップで日本代表として国際Aマッチ1試合に出場した、同校唯一のフル代表(Aマッチ出場)経験者である。2024年11月に現役を引退し、2025年からサガン鳥栖トップチームのアシスタントコーチを務める。

横内昭展

東海大五OB。日本代表コーチを務め、2026年8月現在はモンテディオ山形の監督を務める。

足立修

東海大五OB。3年次に1990年度選手権のベスト4進出を経験した。引退後は京都・神戸・広島でスカウトを務め、2015〜2023年はサンフレッチェ広島の強化部長、2024年にはJリーグのフットボールダイレクターに就任した。

このほか、岡中勇人(東海大五→東海大→ガンバ大阪・大分トリニータのGK)は1998年に日本代表に招集された。現役を退いたOBには清水航平(サンフレッチェ広島など・2023年6月引退)、西岡大志(FC琉球・愛媛FC・テゲバジャーロ宮崎など・2024年1月引退)がいる。部公式OB紹介ページには、このほか橋内優也・當間建文・西岡大輝・末吉隼也・弓崎恭平・久富賢・山道淳司・中井栞吏・山内健史の名前もある。牧野真二はビーチサッカー日本代表コーチ、村上哲哉はフットサル日本代表として活動した。

2026年北中米ワールドカップの日本代表26人に、東海大福岡(東海大五)出身者は選出されていない。

補足:プロ選手の所属クラブ・肩書は移籍・異動により変動します。最新の情報はJリーグ公式や各クラブ公式でご確認ください。

2026年の注目選手

ポジション 選手名 学年 前所属 備考
DF 又吉 康太 3年 2026年の主将。右サイドバック
MF 辻本 悠太朗 3年 小倉南FCジュニアユース "東海のカンテ"と評される守備範囲の広さ。1年時(2024年)に国スポで全国3位。1年時から評定オール5・学年1位を継続する文武両道
MF 能武 麟太朗 3年 背番号10。リーグ3得点
MF 片山 晴 3年 FCリベルタ 左サイドハーフ。九州高校総体1回戦でマン・オブ・ザ・マッチ。目標とする選手は日本代表MF中村敬斗
FW 高橋 怜央 3年 リーグ4得点でチーム得点王
DF 矢田 煌斗 2年 CB。九州高校総体1回戦で先制ヘッド
DF 吉田 早翼 2年 左サイドバック。リーグ2得点
DF 宮本 恭佑 2年 九州高校総体1回戦でクイックCKから先制点をアシスト

そのほか、GK吉田悠人(3年)、MF小野祥吾(3年)、MF中本善(3年)も6月20日の九州高校総体1回戦で先発している。

※学年は2026年6月のゲキサカの試合記事(先発11人の表記)による。ポジションも同記事および2026年3月の記事によるもの。

※出典:ゲキサカ(2026年6月20日・3月19日の各記事)/プリンスリーグ九州公式(得点ランキング)

2026年のリーグ戦績

日付 H/A 対戦相手 スコア 会場 得点者
第1節 4/5 H 九州国際大付 △1-1 タイガーフィールドスタジアム 能武麟太朗(3分)
第2節 4/12 H 鹿児島 ○2-0 タイガーフィールドスタジアム 高橋怜央(6分)、吉田早翼(45+1分)
第3節 4/18 A 大津3rd ○5-4 宇城市立ふれあいスポーツセンター 高橋怜央(28分)、小野祥吾(31分)、中本善(48分)、能武麟太朗(55分)、川内哉明(90+1分)
第4節 4/26 A 日章学園2nd ○5-4 日章学園人工芝サッカー場 高橋怜央2(8分、19分)、小野祥吾(20分)、吉田早翼(39分)、中本善(48分)
第5節 5/3 H 鵬翔 △0-0 タイガーフィールドスタジアム
第6節 5/6 H 長崎総科大附 ●0-4 タイガーフィールドスタジアム
第7節 5/10 A サガン鳥栖U-18 2nd ●2-8 佐賀市健康運動センター天然芝 能武麟太朗(53分)、オウンゴール(67分)
第8節 5/17 A 佐賀東 △2-2 矢田煌斗(7分)、片山晴(11分)
第9節 6/28 H 大分トリニータU-18 ●1-5 タイガーフィールドスタジアム 矢田煌斗(17分)

→ 第9節終了時点で10チーム中6位、3勝3分3敗・勝点12、18得点28失点(得失点差-10)。ただし対戦相手の鵬翔・九州国際大付・長崎総科大附・鹿児島の4チームはまだ8試合しか消化しておらず、順位は暫定である。開幕から第5節まで無敗(3勝2分)と好スタートを切り、第3節(大津3rd)・第4節(日章学園2nd)はいずれも5-4の打ち合いを制した。しかし第6節以降は1分3敗と失速し、サガン鳥栖U-18 2ndに2-8、大分トリニータU-18に1-5と大量失点を喫している。チーム得点王は高橋怜央(4得点)、次いで能武麟太朗(3得点)。プリンスリーグ九州2部の実施要項では2部の1位・2位が翌年度の1部に昇格すると定められている。残り日程は、第10節が9月6日にアウェイで九州国際大付、最終節(第18節)が12月6日にアウェイで大分トリニータU-18。最新順位はプリンスリーグ九州2部 順位表で確認できる。

※出典:本サイトの順位データ(毎日自動更新)/プリンスリーグ九州公式/ゲキサカ

2026年のカップ戦・県予選

インターハイ福岡県予選は準優勝に終わった。

ラウンド 日付 結果
4回戦 5/23 ○3-0 星琳
準々決勝 5/24 ○3-0 希望が丘
準決勝 5/30 ○1-0 飯塚
決勝 5/31 ●0-3 九州国際大付

準決勝までの3試合はいずれも無失点。準決勝で破った飯塚はプリンス九州1部所属で、2026年のサニックスカップ優勝校でもあり、2006年以来のインターハイ全国出場に大きく近づく1勝だった。しかし決勝で九州国際大付に0-3で敗れ、全国大会出場はならなかった。

九州高校サッカー大会はベスト8。1回戦(6月20日)ではインターハイ出場校の大分に3-2で勝利している。前半2分に中本善の左CKから宮本恭佑がクイックで蹴り込み、CB矢田煌斗(2年)がヘディングで先制。9分に片山晴、21分に高橋怜央が加えて前半で3-0とし、後半に2点を返されたが逃げ切った。準々決勝では大津に2-4で敗れている。

サニックス杯国際ユースサッカー大会2026は11位。予選リーグでは、プレミアリーグ昇格を決めていたベガルタ仙台ユースを3-0で下した。得点は前半12分に能武麟太朗のPK、前半30分に又吉康太のクロスから高橋怜央のヘディング、そのあと能武がループシュートを決めるものだった。11位決定戦では帝京長岡と2-2で引き分け、PK戦4-3で勝利している。

第14回和倉ユースサッカー大会2026(8/6〜7)の予選リーグでは、FC町田ゼルビアユースに1-0で勝利したが、山梨学院に1-4、帝京長岡に1-6で敗れた。

令和7年度福岡新人戦(2026年1月)はベスト4。準決勝で飯塚に0-4で敗れた。

※出典:koko-soccer/ゲキサカ/u18-soccer.com福岡県ページ

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